ロゼッタストーン日記

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zoom RSS 9月6日(日) ロゼッタストーン日記

<<   作成日時 : 2009/09/06 18:51   >>

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いま、池袋の東京芸術劇場がちょっと面白くなっている。この夏、野田秀樹氏が芸術監督に就任したのだ。いまは、就任記念プログラム「ザ・ダイバー」が上演されている。野田秀樹氏本人や、大竹しのぶさんも出演するというので、昨日観に行ってきた。

――私が、「劇場」の芸術監督になることを決めたのは、その言葉を発信する場所、その言葉を発信する人間が誰であるかを、明確にしたいからである。私は、「東京芸術劇場」という場所から、創作者として、(自分の芝居だけでなく)こういう芝居が「いい芝居」だと思うのです、と発信をしたい――
(東京芸術劇場・野田秀樹芸術監督就任パンフレットより、野田氏の言葉)

ネット上には、匿名での情報が飛び交っている。演劇の世界でも、ひどい芝居に客があふれかえり、いい芝居でも客席がまばらなのは、誰が言ったかわからない無責任な噂のような批評、批評のような噂が流布しているからだ、と野田氏は言っている。

私は、匿名での情報、大衆の知恵も、結集するとけっこうすごいものになると思っているのだけど、自分で責任を持って情報を発信しようとする人はやっぱりかっこいいと思う。

パンフレットには、多くの著名人の祝福の言葉も掲載されていた。そのなかで感心したのが三谷幸喜氏の応援メッセージ。“「のだひでき」「みたにこうき」を並べ替えると「飛行機で観に来たのだ」という見事な文章になります。ちょっとした自慢です。”だって。なるほどー。さすが三谷氏。こういうのを考えつくところが素晴らしい。

『ザ・ダイバー』は、東京芸術劇場の小ホールで上演されている。野田・大竹が出演して、小ホール?…と、ちょっと意外だったのだが、観てみて納得。これは、かなり実験的なお芝居なのだ。精神的に錯乱した容疑者の精神分析を行なっている場面に、能の「海人」や、源氏物語などの要素が盛り込まれ、古典と現在が奇妙なかたちで結びついている。

凡人の私には、「感動した」というレベルでの理解はできなかったが、大竹しのぶの演技はさすがだった。あれだけ瞬時に人格を入れ替えるのは、並の女優では無理だろう。男女の仲が終わっても、演出・脚本家として、彼女の才能は手放せなかったんだろうなあ。

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