ロゼッタストーン日記

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zoom RSS 3月13日(土) ロゼッタストーン日記

<<   作成日時 : 2010/03/13 19:57   >>

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『高校生からわかる「資本論」』(池上彰・集英社)という本を読んだ。難しい本を驚くほどわかりやすく解説してくれている。経済の苦手な私でも、読むとなんとなくわかった気になる。素晴らしい。

ものすごくおおざっぱに要約してみると…。

もともと仕事というのは自分が使うものを手に入れるためのものだったけれど、資本というのは利潤を追求することそのものが目的となる。効率よく価値を生み出すために、労働者は(工場などに)一箇所に集められる。やがて単純な労働は機械に変わる。人間の仕事にはもっと高度な能力が必要になるから、人間の教育が始まる。

労働者を雇って働かせるということを繰り返すと、大金持ちの資本家が出てくる一方で、労働力しか持っていない労働者が増加する。さらに資本主義が発展すると、労働者はあまりいらなくなり、失業者や半雇用者(派遣社員のようなもの)が増えてくる。そうなると救護貧民(生活保護を受ける人)も増えてくる。生活苦から犯罪も増える。

企業の競争が続くと、多数の企業がバタバタとつぶれ、限られた大企業が生き残る。すべての民族が世界市場のネットワークに組み込まれ、資本主義が国際的になる。それとともに巨大な貧困が発生する。

資本が独占されると、生産力の発展が妨げられるようになってくる。労働者の不満が高まり、革命が起きる。資本主義が終わりを告げ、資本家の私有財産が剥奪される。

……というお話。すごい。マルクスの大予言。今の世界の問題点を、マルクスは140年前から警告していたわけね。

マルクスは、資本主義が発展することによって、労働者たちが高度な知性と教養を持ち、みんながお互い協力しあいながら世の中をつくっていこうとする社会主義革命が起きると想定していたらしい。ところが、実際に革命が起きたのは、まだ資本主義が発展していない、つまり組織化された労働者がいないロシアや中国。一部のインテリがマルクスに共鳴して革命を起こしたから失敗したのだという見方もあるという。

一部の人が権力を握る共産主義は、自由が束縛され、経済が停滞し、腐敗が進むっていうことは歴史が証明しちゃってるわけだし、かといって、資本主義が発展して巨大な資本と巨大な貧困が生れる状況も困ったものだし、いったいどんな仕組みだったら、みんなが一緒に幸せになれるんだろうなあ……。

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