ロゼッタストーン日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 5月13日(木) ロゼッタストーン日記

<<   作成日時 : 2010/05/13 23:12   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

『ツイッターノミクス』(タラ・ハント著・文藝春秋)を読んだ。非常に面白かった。これからネット社会はどうなっていくんだろう…なんてことに興味がある人にはおすすめだ。

著者によれば、オンラインの世界は、信頼、尊敬、評価…そういったものが最重要だという。その人への評価の証を著者は「ウッフィー」と呼んでいる。(もともとSF小説の中で使われていた言葉らしい)

現実世界と違って、オンラインの世界は「ギフト経済」。与えれば与えるほど「ウッフィー」は増える。つまり、人から喜ばれることをしたり、手助けをしたり、大勢の人から尊敬をされ評価されれば「ウッフィー」は増えていく。それが結果的に成功に結びつくケースも多いのだという。

「ウッフィー」を増やすのに資本金や規模は関係ない。「ウッフィー」は信頼、評判、尊敬、影響力、人脈、好意などの積み重ねから生れる。逆に、例えばお金を払って自社製品のPR文章(やらせ記事)をブログに書いてもらう…といった行動は、信頼性をなくし、その企業の「ウッフィー」は減る。

「ウッフィー」を増やすための原則は次の五つだという。

1 大声でわめくのをやめ、まずは聞くことを始める
2 コミュニティの一員になり、顧客と信頼関係を築く
3 わくわくするような体験を創造し、注目を集める
4 無秩序もよしとし、計画や管理にこだわらない
5 高い目標を見つける

つまり、これからはお金をかけて大宣伝するよりも、顧客の声に耳を傾け、意見交換し、地道によいものをつくる企業のほうが信頼されるっていうことなんだと思う。近年は大きな資本が他の会社をねじふせて、ますます大きくなっていくようなイメージがあったけど、資本主義が行き詰ってきて、とうとう「真っ当なこと」が評価されはじめてきたのかな。誰とでも広くつながれるインターネットが、それを可能にしているわけだ。

この本には「ウッフィー」をたくさん獲得して成功した企業の例がいろいろ紹介されている。お金を使って何かをすることは難しいけれど、高い理想をもって、「ウッフィー」をコツコツ貯めていくことなら、どんな小さな会社にだってできそうだ。零細企業やNPOなどにも可能性を感じさせてくれる本である。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
5月13日(木) ロゼッタストーン日記 ロゼッタストーン日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる