ロゼッタストーン日記

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zoom RSS 7月26日(月) ロゼッタストーン日記

<<   作成日時 : 2010/07/26 23:30   >>

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「朝学読書がある息子にプレゼントします」と『独立のすすめ』を注文してくださった女性がいる。
その方は、You Tubeで、大沢たかおさんが古書店を訪ねた番組を息子さん(中1)と見ていて、「解体新書」と「学問のすすめ」があることに驚き、「見てみたいね〜」と話していたのだとか。
http://www.youtube.com/watch?v=gx2IuL_Vc0Q&feature=related

この書店(大屋書房)、江戸時代の出版物を中心に扱っているらしい。まだ行ったことなかったけど、面白そう。私も本物の『学問のすすめ』を拝見しに行ってこようかな……。

『銃・病原菌・鉄』(草思社)という本を読んだ。同じ人間なのに、なぜある地域では文明が発達し、ある地域では文明が発達しなかったのか、その謎を探った本だ。

ユーラシア大陸で文明が発達したのは、その地域にたまたま主食に適した植物が生えていたため農業が発達したこと、家畜に適した哺乳類がいたこと、東西に長い大陸なので、自然環境が似ていて文明が伝わりやすかったこと等が大きな要因らしい。

それに加えて、家畜がいると、家畜を通じて病気が人間に移り、病気への免疫ができる(そういえば、インフルエンザだって豚とか鶏が原因だっていうものね)。家畜のいない大陸では、病気に対する免疫がないため、アメリカ大陸やアフリカ大陸などの先住民は、戦いよりも、進出してきた民族がもたらす病気によって、人口の多くを失ってしまったという。そうだったのか…。

筆者は、人種間の優劣の差はきっぱり否定している。人間は、同じ能力を持っていても、たまたまどの地域に生れたかで、運命がまったく変わってしまうわけだ。それは、今の時代でもいえることだけど。

では、同じユーラシア大陸の中国は、なぜヨーロッパに遅れを取ってしまったのか。中世の中国は火薬や印刷術などを誕生させ、航海技術、海洋技術にも優れ、技術の分野で世界をリードしていた。だが、中国宮廷内の権力闘争の影響を受けて、それまでアフリカ大陸などに送り出していた船団の派遣を中止し、外洋航海も禁じ、造船所も解体してしまった。それだけではなく、水力紡績機の開発なども禁じ、はじまりかけた産業革命を後退させてしまった。中国全土は政治的に統一されていたため、その決定が検証されることもなかった。

それに対して、ヨーロッパは、政治的に統一されていなかったことが幸いした。イタリア生まれのコロンブスは、はじめフランスや、ポルトガルの王などに仕えたが、探検船団の派遣を拒否され、スペインの国王のもとでやっと願いが叶えられる。

分裂状態にあったヨーロッパでは、何十、何百といった小国家が誕生し、それぞれに独自の技術を競い合った。1つの小国家に受け入れられなかった技術も、別の小国家に受け入れられた。中国では、ほんの一握りの指導者の方針が、中国全土に影響を与えた。その違いが大きかったのではないか、と筆者は指摘している。ふーむ。

そうそう。一握りの指導者なんかに、自分たちの運命をゆだねてはいけないのだ。そこで必要なのが、個人の独立精神。
………というわけで、やっぱりいま読むなら『独立のすすめ』よねー。(←結局、宣伝だったのか)

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