ロゼッタストーン日記

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zoom RSS 8月30日(月) ロゼッタストーン日記

<<   作成日時 : 2010/08/30 23:30   >>

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NHK「ハーバード白熱教室」のサンデル教授が日本で講義した映像を見た(ニコニコ動画)。参加者もサンデル教授も耳にイヤホンをつけ、同時通訳の声を聴きながらの講義だ。

議論に慣れていない日本人の意見は、ハーバード大生と比べると、かなりぎこちないが、それでも、意図を上手にくみとって授業を進めるサンデル教授はさすが! 何十分か前に発言した人の名前と意見を覚えていて、「さっき○○はこういう意見を言ってくれたけれど…」などと解説したりする。記憶力もすごい。

「並んで整理券をもらわないと診療してもらえない国で、ホームレスを雇って整理券を獲得し、それをオークションで売るのは問題か? では、セレブだけを対象にした会員制の診療はどうか?」 とか、「寄付金を多額にはらってくれる学生を一人入学させることは問題か? そのお金で学校を充実させ、優秀な教師を雇い、貧しい学生を受け入れる枠を広げたとしたらどうか?」など、サンデル教授は現実的な話を例にして、正義とは何かを問いかける。何が「正義」かっていうのは、本当に難しいなあ。

昨日は、「サンデルは哲学をわかっていない」と言い切る芦田宏直氏(http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100521/227290/)の講義を聞きに行った。芦田氏は、私がツイッターで注目している一人。教育関係の仕事をなさっているわりに、この人の発言はめちゃくちゃなのだ。セクハラっぽい発言はする、ちやほやされている女子大生はいじめる、男性性器の俗称を平気で書く、人の悪口を平気で言う…etc.。ツイッターネームは「jai_an(ジャイアン)」。自分で認めるいじめっ子なのである。よく言えば情熱的で、悪く言えばねちっこい。それでも哲学者だけあって、深い発言も多く、学生たちに人気があるようだ。

芦田氏の講義は、哲学の初歩を真正面から解説するものだった。そもそも哲学とは、「始まりが何か?」を問うものなのだという。芦田氏はハイデガーという哲学者が専門で、ハイデガーのいう「存在」についての話なども出たのだが、うーん、難しい。「猿を飼育している人は、実は猿」???

哲学的思考とまったく縁のない私が理解できたことはほんのわずかだったが、芦田氏のサンデル教授への反論が面白かった。サンデル教授は「3人の命を救うために1人を殺すことは許されるか?」といった講義を東大でしたらしい。(私が見たのは別の講義)

「そんな問いは意味がない」と芦田氏は言う。どっちの選択をしたところできっと人は後悔するのだという。確かに。芦田氏によれば、「自分の存在はいつも非力だ…と思うことが良心」なのだとか。なるほど。

では、その良心は行動とどのように結びつくのだろう…。なんてことを、機会があれば、聞いてみたいな。

芦田氏に興味を持った人には、下記の文章がおすすめ。彼の性格と行動傾向がなんとなくわかるかも。
http://www.ashida.info/blog/2003/03/hamaenco_3_23.html

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