ロゼッタストーン日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 11月12日(金) ロゼッタストーン日記

<<   作成日時 : 2010/11/12 23:30   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

警察ジャーナリスト、黒木昭雄さんの「最後の映像」と題された動画を見た。
※「インシデンツ」というホームページで、「動画 黒木さんの最後の映像」という文字をクリックすれば見られます。全10回。
http://www.incidents.jp/news/

黒木さんが追いかけていた事件は、非常に複雑で説明が難しい。警察の公式発表では、知人女性を殺害した男性が、自殺を偽装してそのまま逃走しているということになっている。容疑者男性には懸賞金もかけられている。

容疑者男性が殺害したとされるのは、佐藤梢さんという女性。が、佐藤梢さんという人物は実は2人いたのである。しかも、2人は同級生で親友。容疑者男性は、殺害されていないほうの佐藤梢さんと交際していた。つまり、この殺人事件は、痴情のもつれではないので、動機がよくわからないのである。

佐藤梢さんの死因は窒息死。しかし、黒木さんの捜査では、当時容疑者男性は腕に大怪我をしており、人の首をしめられるような状況ではなかった。また、司法解剖で特定された時間帯には、明確なアリバイもあるという。だが、警察は死亡推定時刻を広げ、容疑者男性が犯人だと断定した。

当時、容疑者男性は、知人男性に脅迫され、警察に被害届を出していた。紹介した仕事をちゃんとやらなかったという理由で、日本刀を口にくわえさせられ、120万円を要求されたのだという。容疑者男性は、保証人をたてろと迫られ、交際中の佐藤梢さん(殺害された人物ではないほうの梢さん)の名前と携帯番号を書いてしまった。

が、その後も容疑者男性は、知人男性にお金を払わなかった。生きている梢さんは、亡くなった梢さんが自分の身代わりで殺されたのではないか、と語っているという。梢さんが殺害された直前、もう一人の梢さんは交際していた容疑者男性と別れていた。事件が起きたとき、容疑者男性は、恋人の梢さんではなく、恋人の親友の梢さんを呼び出している。黒木さんは、誰かに彼女を引き渡したのではないかと推理している。

警察は事件は容疑者男性の単独犯だとしている。しかし、自殺偽装現場から容疑者男性は忽然と姿を消しているが、その場所は、一人で誰にも目撃されずに逃走できるようなところではないという。黒木さんは、そこでも大きな疑問を感じた。

さらに、不可解なのが、警察が懸けた懸賞金。懸賞金というのは、普通、捜査が行き詰ってどうしようもないときにかけられるものなのに、この事件では黒木さんが事件の捜査を始めたとたん、わずか4ヶ月で懸賞金事件となった。指名手配事件は世の中に数多くあり、時効が迫るなど、もっと緊急性が高い事件が他にあるにも関わらず……、である。

被害者遺族を含め、この事件が起きた地域の人たちの過半数が「捜査をやり直してほしい」と訴えているのに、警察はまったく動かない。容疑者男性が脅迫されていた事件についても、明確な銃刀法違反なのに、まったく調べようとしていない。

そんなこんなで、黒木さんは、警察が自分たちの捜査のまずさを隠すために真相を明らかにしないのではないか、容疑者とされる男性はすでに殺されているのではないか、と考えていたようだ。

同姓同名殺人事件なんて、推理小説よりも、不思議な事件だ。これって、小説や映画にもできるんじゃないだろうか。若い女性の事件なので、いわゆる「萌えキャラ」にしたら人気が出ないかなあ…。ちょっとでもこの事件が世の中に広く知られたほうがいいと思うけれど、やっぱり不謹慎かしら。

遺族も、加害者の家族も、一人で捜査をしていた黒木さん亡き今、悶々とされていると思う。それにしても、何の報酬もなく、義憤だけで捜査を続けていた黒木さんには頭が下がる。家を売ろうかと考えるくらい、金銭的には追い詰められていたようだ。それも、自殺原因だったんじゃないのかなあ……。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
11月12日(金) ロゼッタストーン日記 ロゼッタストーン日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる