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zoom RSS 4月9日(土) 原子力安全委員会の委員になりたい

<<   作成日時 : 2011/04/09 23:30   >>

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去年の私は検察がこんなにひどいところなのかと衝撃を受けていた。いろんな本を読めば読むほど、問題は深刻に思えた。これはなんとかしないといけないんじゃないの…と感じていた頃に、村木厚子さんの冤罪事件が明らかになり、それは検察官が逮捕されるという事態にまで発展した。

今年の憤りはなんといっても原発事故だ。もちろん、地震と津波の悲惨さはとてつもないけれど、自然の力に対して人間が無力だということはなんとなくわかっている。が、原発事故に関しては、私は「安全」を過信しすぎていたようである。検察が正しい捜査をしてくれていることを信じていたように、日本の原発の技術は優れているからたぶん大きな事故は起きないだろうと、無邪気に信じてしまっていた。

村木事件の前から検察の問題点はいろんな人たちから指摘されていた。同様に、原発の問題点を指摘してきた人たちもたくさんいる。津波の危険も、電源が失われる危険も、ちゃんと想定した人はいたのだ。が、事故が起きるまで、ほとんどの人はそういう警告に耳を貸さなかった。人間というのは自分が見たい事実を見て、自分が信じたい声に耳を傾ける傾向はあるけれど、私は一応「伝える」ことを仕事にしているはずなのに、なぜもっと関心を持たなかったんだろう。

環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長の飯田哲也さんは、「日本は原子力技術を導入して50年以上経つのに、設計パッケージという本質的な部分をつくることができなかった」と指摘している。スウェーデン、イギリス、フランス、ドイツはみんな自前のパッケージを持っているのに、日本はいまだに GEやウエスティングハウスというアメリカのメーカーのものを使っているのだとか。

飯田さんは「日本には輸出できる原子力のエンジニアパッケージなどひとつもありません。優秀な技術からは程遠いのです。原子力輸出と意気込んでも、日本は下請けとして参加できるに過ぎない」とばっさり。かつてエリートだった年配の理系男性から「最近の日本の技術はレベルが落ちている」と嘆く声をよく聞くのだけど、ただの自慢話じゃないのかもしれないなあ。

*飯田哲也氏と小林武史氏の対談
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110409_5009.php

原発を冷やすために、「この方法しかない!」とヘリコプターで水をかけようとしているのを見たときから、私の中で日本の技術への信頼がガラガラと崩れ落ちてしまったのだけど、今朝、ツイートで「原子力安全委員会」の議事録を読んで、安全へのチェック機能もまったく働いていなかったらしいことを悟った。

こんな大変な時期なのに、3月11日、14日、17日と会議は5分で終了。25日の臨時会議の内容は、「定期中」は「大気中」のミスですとか、議論の多くがそういう誤字チェック。
http://8260.teacup.com/astroecology/bbs/142

「原子力安全委員会」の人たち、あんまり見ないなと思っていたけど、解説できるだけの知識がないんじゃないだろうか…。とてもこの人たちには「安全」を託せそうにない。

で、ポストの記事によれば、、「同委員会は委員長以下、委員5人はいずれも常勤の特別職公務員。ただし、常勤といっても定例会議は週1回だけ。議事録を確認する限り、会合は最短で10分弱、長いもので1時間半だった。これで約1650万円の年収(月給93万6000円とボーナス)を貪っている」ですと。あーあ。原子力安全委員会の委員になりたいな。誤字チェックなら私のほうがうまいかもよ。
http://www.news-postseven.com/archives/20110404_16621.html

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