ロゼッタストーン日記

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zoom RSS 10月11日(火)日記 電子書籍の現状 PART2

<<   作成日時 : 2011/10/11 23:30   >>

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今日は東池袋にある「電子書店パピレス」という会社に行ってきた。
http://www.papy.co.jp/

パピレスは1995年創業の電子書店の老舗。マンガを中心に月間1000万人の来客があり、2010年にはJASDAQ市場に上場している。主要株主は、ニフティ、日本出版販売(ニッパン)、ドコモなど。「電子書店パピレス」という電子書籍のダウンロード販売サイト、携帯電話用の「電子書店パピレス」のほか、「電子貸本RENTA」というストリーミング式(インターネットのプラウザを通して読む方法)のサイトを運営している。業績は右上がり。特に「RENTA」の売上が伸びているという。

いまのネット書店の主流は、ダウンロードによる販売だが、電子書籍を読むには専用のソフトをダウンロードしなければならない場合がほとんど。また、電子書籍の場合、ソフトや本を読む機械のバージョンが新しくなったりすると、今まで読めていた本が読めなくなるというケースもある。つい最近、ボイジャーという電子書籍の制作・販売をしている会社の人も、将来的にはブラウザを経由して読む方式に変えていきたいとネットで語っていた。ストリーミング方式は、ネットがつながっているときだけしか読めないという弱点があるので、そこは改良していくみたいだけど。

ロゼッタストーンが制作した『セロ弾きのゴーシュ』もストリーミング式。ストリーミング式の電子書籍を扱う会社や音声入りの電子書籍を扱う会社はまだあまり多くないけれど(私が知らないだけかもしれないが)、この「RENTA」にだったら置いてもらえるんじゃないかと思ったのだ。

RENTAは、ネットにつなぐだけで簡単に読めるせいか、20代から40代の女性のお客さんが多いらしい。「貸本」には、48時間の短期レンタルと、無期限レンタルの2種類がある。事前に1枚100円のチケットを、回数券のように10枚とか30枚とか買って、そのチケットを使って作品を閲覧する仕組みだ。

データの加工料や出店料、手数料などは必要なく、売上の一定の割合をパピレスに支払うことになる。……というよりも、売上の一部を出版社がもらうことになる…という表現のほうが正確かも。出版社の取り分というのは正直かなり少ない。主役は販売者だ。

これは、1冊あたりの出版社のパーセンテージを上げるよりも、その分を宣伝費にまわしてお客さんを集めた方が、結果的にどちらにとってもメリットが大きいのではないか…という考え方からで、創業当初よりも、出版社が受け取る比率はかなり下がっているようだ。確かにいまはまだ、電子書籍を読む人を掘り起こすのが大変な時期なので、パピレスの言い分もわかる気はする。たとえ売上の90%を出版社がもらえることになっても、1冊も売れなかったら意味がないものねえ。システムをつくるのも大変だろうし。

……印刷費がかからないからといって、出版社の利益が増えるわけではない。これが電子書籍の現実なんだなあ。

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