ロゼッタストーン日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 5月29日(火) 天下りと生活保護の問題点を一気に解消!?

<<   作成日時 : 2012/05/29 23:30   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 4

先日紹介した学費支援サイトは、結局、集まったお金をいったん返金することになったようだ。今回は拙速で説明不足のところがあったため、改善して再スタートさせる意向らしい。

思うに「貧しい学生に支援を」というコンセプトでお金を集めようとしたから、成績が悪くて奨学金を打ち切られたり、海外旅行に行っていたり、大学を退学させられたりしてると、「そんな態度でお金をもらおうなんてけしからん!」という反応になって、炎上してしまったんじゃないかな。人々の良心に訴えるときというのは、よほどこちらもキレイな状態でないと、「善意を利用して…」と反発されてしまう。「タダより高いものはない」ものね。写真が得意な女性だったみたいだから、「学費調達のため、写真売ります! 1枚1000円。あなたのお題 に応じて写真を撮影して送ります」とか、商取引にすればよかったのに。それでも、やっぱり叩かれちゃうのかしら…。

叩かれるといえば、母親が生活保護を受けていた次長課長の河本準一さんへの反発もすごかった。これを受けて、「生活保護受給者の親族が受給者を扶養できない場合、親族側に扶養が困難な理由を証明する義務を課す生活保護法改正を検討する」ことになったらしい。
※東京新聞ニュース http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012052602000112.html

でもって、「急増している生活保護費の不正受給防止に向け、厚生労働省と全国銀行協会(全銀協)が、生活保護の申請者や扶養義務者の収入や資産を正確に把握できるよう、銀行など金融機関の『本店一括照会方式』を実施することで、近く合意する見通し」なのだとか。
※産経新聞ニュース http://sankei.jp.msn.com/life/news/120527/trd12052701310003-n1.htm

これを受けて、「三親等以内の親族(親・子・おじ・おば・甥・姪)が生活保護を申請すると自動的にあなたの貯金が調べられ、扶養を断ると調停で裁判所からお呼びがかかるようになります」とツイートした人がいた。これは、民法に下記のような記述があるからだろう。

第877条
1) 直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。
2) 家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる。
3) 前項の規定による審判があった後事情に変更を生じたときは、家庭裁判所は、その審判を取り消すことができる。

いまの日本で、おじさんやおばさんの面倒までみさせるのは酷というものだ。今回河本さんを叩いた人たちだって、突然日頃つきあいもないおじさんの生活の面倒をみろ、なんて言われたら困るはず。そこまで極端な改正にはならないだろうと思うけど、どさくさに紛れて変な法律ができないようにちょっと注意しておかなくちゃ。

それよりも、働きたい意志があれば、身体が弱かろうが、年を取っていようが、障害があろうが、誰でも職に就けて、最低限の収入を得られる世の中にならないものだろうか。とはいっても、不景気だと企業は人件費を削らないとやっていけないし…。かといって国や自治体がお金を出してどんどん人を雇ったら、財政が悪化してしまうし。社会主義は活力を奪い、権力が腐敗していくって歴史が証明している。グローバル化で単純労働は人件費の安い海外に発注されるようになったし、機械化で人手は少なくてすむようになったし、昔みたいに「女は家庭」っていう時代でもないから女性の働き口も必要だし…。あーん。どう考えても仕事が足りない。仕事を生み出すお金も足りない。

ここでちょっと閃いた。何もないところに仕事を生み出す天才といえば、官僚の方々ではありませんか。世の中には天下りのための役に立たない団体がいくつもいくつもできている。この習性はちょっとやそっとじゃ変わりそうもない。官僚だって、失業はしたくないのだ。だったらいっそのこと、官僚の方々が辞めるときには「健康で文化的な最低限度の生活を保障するNPO法人」を立ち上げてもらって、生活に困っている人を雇うことを義務化するっていうのはどうかな。予算は生活保護費や寄付金。業務内容は独居老人の見守りとか、違法サイトの監視とか、災害地域への支援とか、世の中のためになりそうなことならなんでもいい。官僚の人が、それまでの経験を生かして考えてくれればいいと思う。もちろん、まったく無駄なものができたら困るから、第三者機関がそのNPO法人が役に立っているかどうかをきちんとチェックする。無駄なNPOは解散させて、有益なNPOに吸収させる。多くの人々に喜ばれるNPOをつくった人のお給料は、少し高めにしてもいい。

生活保護費を払うのは、事情があって働けない人や、お年寄りで収入がない人だけ。働きたいと望む人は、たくさんのNPOのなかで自分がやりたいものを選ぶ。そこでは能力に関わらず誰でもできる仕事が用意されている(ただし、最低限の生活ができる程度。他の仕事を探す時間が十分取れるくらいの仕事量)。そこで優れた能力を発揮した人は、企業に推薦するっていうのもありかな。

そういう仕組みができたら、不正受給はなくなるし、世の中のサービスは向上するし、生活に困った人が堂々とお金をもらえるし、ただお金をもらうだけじゃなくてやりがいもできるし、天下りのための天下り先じゃなくて世の中の役に立つ天下り先ができるし、ほ〜ら、いいことづくめ。官僚から天下りする人たちだって、「何の仕事もしないで給料だけ高い」と陰口を叩かれるより、「あの人はいい事業を立ち上げてくれた」って感謝されるほうが嬉しいんじゃないかと思うけど。

こういうのってだめかなあ。新たな無駄や格差が生まれちゃう?

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
能力に関わらず誰でもできる仕事(ありますか?)に十分なお金を払うのは誰ですか?

雇われることが当たり前、という話の流れですよね。
自分で事業を起こしたっていいのに。
雇われることが前提でない意識の人が増えたら、
(子どものときからそういう教育をしていったら)
ちっとは世の中変わるんじゃありません?
H2
2012/06/02 00:51
起業できるような人を増やすことには大賛成です。
ただ、世の中には自分で仕事を生み出すことは苦手だけれど、まじめに決められたことはきちんとする…という人も一定数はいると思うんですよね。
そういう人が仕事からあぶれないようにするには、どうしたらいいのか。良い知恵があれば、教えてください。
ロゼッタ
2012/06/04 11:34
生きる基本の農業や漁業をはじめ、商業だって少し昔までは多くが個人事業者(起業)でした。起業は特別なことではなくて、単に今の世の中が雇われることが当然かのごとく、必要な意識やスキルを教えていなくて弱っちくなっただけです。料理ができない大人と同じです。そういう意識も含め、子どもはもちろん大人にも職業教育・職業訓練に力を入れるべきでしょう。

能力に関わらず誰でもできる仕事...公務員とか外郭団体とかが目に浮かびますけど。それでも、決められたことがきちんとされないこと、多いですよね。
H2
2012/06/06 09:57
すみません。さきほど間違ってH2さんのコメントを消してしまったので、再投稿いたしました。すみません…。

H2さんのご意見は、福沢諭吉の『独立のすすめ』に通じる部分がありますね。
ロゼッタ
2012/06/06 10:03

コメントする help

ニックネーム
本 文
5月29日(火) 天下りと生活保護の問題点を一気に解消!?  ロゼッタストーン日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる