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zoom RSS 8月28日(火) 「竹島」日本の主張・韓国の主張

<<   作成日時 : 2012/08/28 22:01   >>

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竹島をめぐって、日韓関係がきしみはじめている。韓国と違って、日本では竹島について学校で教わることはほとんどない。両国は、そもそもどんな主張をしているのだろうか。とりあえず、どちらが古くから竹島を領土と認識していたか…という点について。

●韓国の主張(大韓民国外交通商部作成PDFより) 
朝鮮初期に官撰された『世宗実録』「地理志」(1454年)には、鬱陵島(武陵)と獨島(于山)が江原道蔚珍県に属する二つの島と記されています。また、この二つの島が6世紀初頭(512年)に新羅に服属した于山国の領土と記されているため、獨島に対する統治の歴史は新羅時代にまで遡ります。獨島に関する記録は、『新増東国輿地勝覧』(1531年)、 『東国文献備考』(1770年)、 『萬機要 覧』(1808年)、 『増補文献備考』(1908年)など他の官撰文献でも一貫して書き継がれています。特に、『東国文献備考』「輿地考」(1770年)などには、「鬱陵(鬱陵島)と于山(獨島)は全て于山国の領土であり、于山(獨島)は日本でいう松島」と記述されており、于山島が獨島で、韓国の領土であったことをより明確にしています。

●日本の主張(外務省HPより)
1.現在の竹島は、我が国ではかつて「松島」と呼ばれ、逆に鬱陵島が「竹島」や「磯竹島」と呼ばれていました。竹島や鬱陵島の名称については、ヨーロッパの探検家等による鬱陵島の測位の誤りにより一時的な混乱があったものの、我が国が「竹島」と「松島」の存在を古くから承知していたことは各種の地図や文献からも確認できます。例えば、経緯線を投影した刊行日本図として最も代表的な長久保赤水(ながくぼせきすい)の「改正日本輿地路程(よちろてい)全図」(1779年初版)のほか、鬱陵島と竹島を朝鮮半島と隠岐諸島との間に的確に記載している地図は多数存在します。

2.1787年、フランスの航海家ラ・ペルーズが鬱陵島に至り、これを「ダジュレー(Dagelet)島」と命名しました。続いて、1789年には、イギリスの探検家コルネットも鬱陵島を発見しましたが、彼はこの島を「アルゴノート(Argonaut)島」と名付けました。しかし、ラ・ペルーズとコルネットが測定した鬱陵島の経緯度にはズレがあったことから、その後にヨーロッパで作成された地図には、鬱陵島があたかも別の2島であるかのように記載されることとなりました。

3.1840年、長崎出島の医師シーボルトは「日本図」を作成しました。彼は、隠岐島と朝鮮半島の間には西から「竹島」(現在の鬱陵島)、「松島」(現在の竹島)という2つの島があることを日本の諸文献や地図により知っていました。その一方、ヨーロッパの地図には、西から「アルゴノート島」「ダジュレー島」という2つの名称が並んでいることも知っていました。このため、彼の地図では「アルゴノート島」が「タカシマ」、「ダジュレー島」が「マツシマ」と記載されることになりました。これにより、それまで一貫して「竹島」又は「磯竹島」と呼ばれてきた鬱陵島が、「松島」とも呼ばれる混乱を招くこととなりました。

4.このように、我が国内では、古来の「竹島」、「松島」に関する知識と、その後に欧米から伝えられた島名が混在していましたが、その最中に「松島」を望見したとする日本人が、同島の開拓を政府に願い出ました。政府は、島名の関係を明らかにするため1880(明治13)年に現地調査を行い、同請願で「松島」と称されている島が鬱陵島であることを確認しました。

5.以上の経緯を踏まえ、鬱陵島は「松島」と称されることとなったため、現在の竹島の名称をいかにするかが問題となりました。このため、政府は島根県の意見も聴取しつつ、1905(明治38)年、これまでの名称を入れ替える形で現在の竹島を正式に「竹島」と命名しました。

●韓国の主張(大韓民国外交通商部作成PDFより) 

獨島(松島)に関して記述している最古の日本文献の一つである『隠州視聴合記』(1667年)は、日本の出雲(現在の島根県東部)地方の役人だった斎藤豊宣が書いた地誌で、獨島に関して次のように記しています。こうした記述から、日本の西北側の境界は隠岐島であり、獨島は日本の範囲から除外されていることが分かります。
ーー(翻訳文)この二つの島(鬱陵島、獨島)は人が住まない地で、高麗を眺めるのがまるで雲州(現在の島根県東部)から隠州(隠岐島)を眺めるようだ。よって、日本の西北側の境界はこの州(此州-隠岐島)を限界とする。ーー

幕府の命令で伊能忠敬が作成した江戸時代の代表的な実測官撰地図「大日本沿海輿地全図」(1821年)をはじめ、日本の官撰古地図には獨島が表示されておりません。これは獨島を自国の領土として考えていなかった日本政府の認識がこうした官撰地図に反映されているためです。
一方、日本政府が獨島に対する自国の領有権の根拠として示している江戸時代の儒学者である長久保赤水の「改正日本輿地路程全図」(1779年初版)は、個人が作成した私撰地図に過ぎません。
この地図に描かれている獨島と鬱陵島の横には『隠州視聴合記』に登場する文言が書かれているため、この地図が『隠州視聴合記』に基づいて「日本の西北側の境界の限界は隠岐島」であることを示していることが分かります。
また、1779年の初版を含むこの地図の正式版本では、鬱陵島と獨島が朝鮮本土とともに彩色がなされておらず、経緯度線の外に描かれているなど日本の領土とは違った扱い方をしている点からも、このことは明白です。

●日本の主張(外務省HPより)

1.韓国が古くから竹島を認識していたという根拠はありません。例えば、韓国側は、朝鮮の古文献『三国史記』(1145年)、『世宗(せそう)実録地理誌』(1454年)や『新増東国輿地勝覧(しんぞうとうごくよちしょうらん)』(1531年)、『東国(とうごく)文献備考』(1770年)、『萬機(ばんき)要覧』(1808年)、『増補(ぞうほ)文献備考』(1908年)などの記述をもとに、「鬱陵島」と「于山島」という二つの島を古くから認知していたのであり、その「于山島」こそ、現在の竹島であると主張しています。

2.しかし、『三国史記』には、于山国であった鬱陵島が512年に新羅に帰属したとの記述はありますが、「于山島」に関する記述はありません。また、朝鮮の他の古文献中にある「于山島」の記述には、その島には多数の人々が住み、大きな竹を産する等、竹島の実状に見合わないものがあり、むしろ、鬱陵島を想起させるものとなっています。

3.また、韓国側は、『東国文献備考』、『増補文献備考』、『萬機要覧』に引用された『輿地志(よちし)』(1656年)を根拠に、「于山島は日本のいう松島(現在の竹島)である」と主張しています。これに対し、『輿地志』の本来の記述は、于山島と鬱陵島は同一の島としており、『東国文献備考』等の記述は『輿地志』から直接、正しく引用されたものではないと批判する研究もあります。その研究は、『東国文献備考』等の記述は安龍福の信憑性(しんぴょうせい)の低い供述を無批判に取り入れた別の文献(『彊界考(きょうかいこう)』(『彊界誌』)、1756年)を底本にしていると指摘しています。

4.なお、『新増東国輿地勝覧』に添付された地図には、鬱陵島と「于山島」が別個の2つの島として記述されています。もし、韓国側が主張するように「于山島」が竹島を示すのであれば、この島は、鬱陵島の東方に、鬱陵島よりもはるかに小さな島として描かれるはずです。しかし、この地図における「于山島」は、鬱陵島とほぼ同じ大きさで描かれ、さらには朝鮮半島と鬱陵島の間(鬱陵島の西側)に位置している等、全く実在しない島であることがわかります。

これ以外に、いつ領有権を確立したかとか、双方がどう話し合っていたかとか、戦後の竹島の扱いがどうだったとか、論点はたくさんあるようだ。やれやれ、ややこしい。これは、歴史学者に頑張ってもらわないとねえ。

※日本の主張はこちらから。(外務省ホームページ)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/index.html

※韓国の主張はこちらから。(KOREA.net)
http://japanese.korea.net/Government/Current-Affairs/National-Affairs?affairId=130




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