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zoom RSS 11月20日(火) 「男女格差」のナゾ

<<   作成日時 : 2012/11/20 22:33   >>

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先月、世界経済フォーラムが発表した「世界男女格差報告」によれば、日本は調査対象となった135カ国中101位だったという。
http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-93.html

女性の「識字率」「初等教育への就学」「中等教育への就学」「健康寿命」は世界で1位だから、このあたりは誇っていいと思うのだけど、「大学および職業専門教育への就学」100位、「国会への女性の進出」102位、「幹部や管理職」106位、「賃金の平等」97位…。このあたりが検討課題なんだろうなあ。

それにしても、つい最近「大学の数が多すぎる」と田中真紀子大臣が大学新設の承認をしないで大騒ぎになったほどなのに(最終的には承認)、「大学および職業専門教育への就学」が100位というのは、意外だった。そこで、「グローバルノート」という国際統計、ランキング専門サイトで調べると、2009年のデータで日本の女性大学進学率は55.37%、50位。高くもないが、100位ほどひどくもない。

それでは最近になって下がってきたのかと、旺文社の教育情報センターの資料で見てみると、「現役」の大学進学率は、平成24年で男子51.6%、女子55.6%。「浪人」を合わせると、もう少し上がるだろうから、特にここ数年で激減している様子もない。となると、ここ最近外国の「女性大学進学率」が高くなったのか、あるいは外国では「職業専門教育」が充実しているのか、どうなんだろう。

ちなみに、「グローバルノート」に掲載されていた女性進学率(ユネスコ調べ)のトップはキューバで、144%! 144%ってどういうことなんだろう。一人で複数の大学あるいは専門学校に入学しているってことかしら。謎だ…。このあたり、海外の「大学および職業専門教育への就学」事情に詳しい方がいらっしゃったら教えてくださいませ。

中等教育までは世界でトップの教育水準だった日本女性が、その後、がくんと順位を落とす。管理職や女性議員が少ないのは、日本人ならではの「奥ゆかしさ」もあるのかもしれないが、残念なことだ。管理職が少ないだけではない。昨年12月の朝日新聞ニュースによれば、単身で暮らす女性の3人に1人は貧困で、母子家庭の貧困率となると、なんと57%だという。女性が男性に頼らず生きていくのって、大変なんだよなあ…(しみじみ)。
http://www.asahi.com/special/08016/TKY201112080764.html

今度の衆議院選挙も、男性候補の勇ましい声が多い。今日佐々木俊尚氏がツイッターで紹介していた「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」というサイトの『昭和史』(中村隆英)の書評。書評者は“昭和と平成を比べると、同じ問題に同じ応対をしている。その学習能力のなさは、悲しいぐらい変わっていない。……まず、不況時の国民に選ばれたカリスマは、スタンドプレーな外交で国際関係に危機をもたらすだろう(マスコミが煽ったら戦争になる)。これは、未来に起きる昭和の話だ。アメリカ相手に強気一辺倒で、三国同盟を結んできた外相・松岡洋右のことだ。マスコミはこぞってヒーロー扱いしていたが、まさか戦争になるとは考えてもみなかったらしい。日米開戦の報を聞いて「こんなことになってしまって、三国同盟は僕一生の不覚であった」「死んでも死にきれない、何ともお詫びの仕様がない」と号泣したという(Wikipedia 松岡洋右)”と述べている。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2012/11/post-301d.html

長い不況で鬱憤がたまっているから、「政治家よ、しっかりしろ!」「もっと対外的に毅然とした対応を!」「政治家はもっとリーダーシップを!」と叫びたくなる気持ちはわかる。カリスマリーダーを求める気持ちもわかる。私自身の中にもそういう気持ちがある。でも、こんな時代だからこそ、マッチョな政治家の威勢のいい言葉には、注意しないとね。しなやかで頭のいい女性議員がもっと増えるといいんだけど。

アメリカの大統領選では、女性票が勝敗を大きく左右したという。日本の女性は、今回、どの政党を選ぶのだろう…。

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内 容 ニックネーム/日時
女性に手っ取り早く管理職を開くのは、男女雇用機会均等法だけでなく、圧倒的に少ない大企業の従業員として大卒で入社するイメージを変え、大多数の中小企業の現場で肉体労働の経験を積ませて出世させることです。男性が低学歴でも管理職になるのは荒くれ者を纏めねばならず、そんなことやりたい人が男女ともに滅多にいないので少なくなってしまってます。

結果として、そこにいる人が年功序列で出世していき経験を買われて高給でやらされるわけです。

アメリカは経験が必要でなくとも雇ってもらえる「こともある」分、管理職にもなって結果を出せなければ違約金を払ってクビにするのが当然の契約型職務給社会です。保障されてるのは機会の平等ですから。

私はそっちの方がいいと思うのですが、それは学歴があっても能力のない人には大変厳しい社会です。学歴の身分制度と実力の能力社会どっちがいいですか?
天秤
2013/02/02 00:45

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