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zoom RSS 5月4日(土) 日本人は言葉遊びの天才…かもしれない

<<   作成日時 : 2013/05/04 15:55   >>

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友人が「連歌」についての本を書いたというので、購入してみた。『あなたが詠む連歌』(東山茜著・あいり出版)という本だ。
http://airpub.jp/shop/products/detail.php?product_id=89

なんで今更「連歌」なんだろうと思ったが、福岡県の行橋市というところでは、中高生を中心に、いまも連歌が盛んに詠まれているらしい。

和歌の五七五の句と、七七の句を、複数の人間が次々につなげて詠んでいく連歌。風流なイメージしかなかったが、「ああ、これはゲームなんだ」と思った。とにかく細かいルールがたくさんある。「春と秋の句は最低三句続けなければいけない」とか、〇句目では「月」を詠まなければいけないとか、〇句目では「花」を詠まなければいけないとか、あるところまでは「恋の句」を詠んだらいけないとか、逆に「恋の句」が詠まれたらもう1句は必ず「恋の句」を付けなければいけないとか、同じ言葉を使ってはいけないとか、同じ素材を続けちゃいけないとか……etc.etc.

春に詠むからといって、春の歌ばかり詠むわけではなく、夏も秋も冬も出てくる。恋していようがいまいが「恋の句」は登場し、秋に詠む連歌にも「花(桜)」は出てくる。連歌では同じようなイメージの句を続けるよりも、場面を上手に転換することが大事らしい。つまり、いまの気持ちを歌に込めるというよりは、ルールにのっとって、いかに意外な句を相手の句に続けるかを考え、みなで発想力を競って楽しむ、とても高尚な言葉遊びなのだと思う。(私の勝手な理解だけど)

たとえば、本ではこんな連歌が紹介されている。

(前略)

ブランコで助走をつけて未来へと

新入生の夢ふくらませ

坂道をかけのぼったよ遅刻前

胸のどきどきいつまで続く

ためらひていとしき人に会いに行く

(後略)

連歌では、五七五の句が詠まれたあとは、七七の句をつづける。七七の句が詠まれたあとは、その上の句になるような五七五の句をつづける。これが繰り返される。

上の例でいえば「ブランコで助走をつけて未来へと 新入生の夢ふくらませ」、「坂道をかけのぼったよ遅刻前 新入生の夢ふくらませ」、「坂道をかけのぼったよ遅刻前 胸のどきどきいつまで続く」、「ためらひていとしき人に会いにいく 胸のどきどきいつまで続く」というふうに和歌が続いている。坂道をかけのぼって胸がどきどきしているのが、愛しい人に会いにいくどきどきに世界ががらっと変わる。こういうのが良いらしいのである。いってみれば、連想ゲームですね。

これって、ルールを現代風にちょっと簡単にすれば、頭の体操によさそうだ。ボケ防止にも役立つかもね。

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