ロゼッタストーン日記

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zoom RSS 3月10日(金) 時にはひねくれ者の視点で…

<<   作成日時 : 2017/03/10 20:06   >>

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日頃「物欲はあまりないの…」なんて言っている私だが、流行りものにはけっこう弱い。「発売以来●百万個の売上!」とか、「●●で、●年連続ナンバー1!」なんて宣伝文句を見ると、1回だけ試してみようかな…なんて購入してしまうことも時々ある。

ニュースで豊洲問題が取り上げられれば、「まったく豊洲はどうなってるのよ」と思い、森友学園の話題が盛り上がれば、「なんでこの学園がこんなに優遇されるわけ?」と憤る。世の中はもっと公正であるべきだと、正義が勝ち、悪が敗れるわかりやすい物語の結末を見たくなる。

「だが、ちょっと待て」と、私の中に住んでいるひねくれ者が、情動に流されやすくなっている私に突っ込みを入れる。世の中が一つの方向に流れようとしている時ほど、他の視点がないか、立ち止まって考える必要があるのではないか。

最近、「悪の原点」的な扱いで再び表舞台に登場してきたのが石原元都知事だ。それが魅力でもあったふてぶてしい物言いは相変わらずで、大物の悪役としては、申し分ないキャラクターだ。豊洲問題はすべて石原元都知事の責任である…という結論を、世間は求めているようにも見える。都知事時代の経費の使い方や、出勤日数の少なさなどについて言及する声もある。

が、豊洲問題はいまに始まったわけではない。土壌の安全性について疑問視する声は前から上がっていた。石原氏の働き方や、右翼的な考え方を批判する声もあった。それでも東京都民は、「石原氏がよい」あるいは「他の人よりマシ」と4回も選挙で石原氏を都知事に選んだ。いまになって石原氏にすべての責任をぶつけるのは、違うような気がする。石原氏に責任があるなら、都民にだって責任はある。

豊洲問題は、利権がからんでいないか、安全面は実際どうなのか、そういう具体的事実を着実に明らかにしてほしい。

森友学園も、叩きやすいのは、籠池理事長だ。中国韓国への差別的な発言、幼児への過激なしつけ、政治家へわいろを贈ろうとした疑惑など、次々にトンデモないような話が表に出てくる。ここまで騒がれては、小学校建設は難しいだろう。安すぎるといわれた土地の取引は、小学校を認可しないことで、国が買い戻して幕引きされるかもしれない。

けれども、本当に心配なのは、「小さな頃から愛国者教育をしたい」と考えている人たちの力が、予想以上に大きくなっているということだ。籠池理事長は、忠実にやりすぎて非難されたが、愛国者教育を行うなら便宜を図ってやろうと思う政治家、その意志を忖度する役人は、また別の道を探るだろう。

次々にミサイルを発射する北朝鮮にどう向き合うのか、軍備増強をすすめる中国に対して手をこまねいてよいのか、日本を守るためには必要な道だ、と彼らは言うかもしれない。でも、「日本万歳」と叫び続けて失敗してしまったのが、第二次世界大戦ではなかったのか。

大衆が敵に向かって熱狂する一番の例は戦争だ。みんなが同じ動きをするときは、自分の中のひねくれ者に呼び出しをかけよう。世間とは別に、自分にとって本当に大事なものは何かを考えよう。そんなことを思ったりする今日この頃である。

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