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zoom RSS 5月28日(土) 原子炉時限爆弾(広瀬隆・著)

<<   作成日時 : 2011/05/28 23:30   >>

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広瀬隆氏の『原子炉時限爆弾』を読んだ。昨年の8月に出版された原発事故の危険性を指摘した本だ。地震や津波による原発事故を前もって「予言」していたとして、注目されている。

「日本は地底の激動期に突入している。原発災害は構造上避けられない。このままでは日本が破滅してしまう」という広瀬氏の主張は、いまなおたくさんの原発が稼働している日本では、非常にこわい警告だ。だが、人間というのは悲しいことにどんな状況にも慣れていく。いまなお福島の原発事故は一向に終息しそうにないのに、どんな悪いニュースを聞いても、事故当時ほどは驚かなくなっている自分がいる。(もちろん福島の方々は、大変な思いをして生活されているわけで、それを思うと胸が痛いのだけど)

そんなわけで、原発事故を警告している部分よりも、より気になったのが「放射性廃棄物」の問題である。放射性廃棄物は、世界的に見ても「地底に埋める」ということしか決まっていないようだ。2009年2月、アメリカ政府は「高レベル放射性廃棄物は100万年監視しなければならない」と発表したのだとか。100万年って……。100万年前って地球はどういう状態だったんだっけ。

地層処分の方法は1)高レベル放射性廃液をガラスで固め、ステンレス容器に入れる。2)それを鉄製の容器に入れる 3)さらに粘土で固める 4)それを深い地下の安定した岩盤に設置 ということらしい。これに対して広瀬氏は、「放射性物質は大量の熱を出すため、熱を外部に放出するのにステンレスは薄くしないといけない。それが地下水に接触すると数十年で壊れる。鉄は弥生時代のものでさえボロボロ。粘土は高温で置いておくとカラカラにひびわれる。日本では地下深く穴を掘れば、どこでも地下水が入ってくる。放射性物質は農地を通じて農作物に入ってくる」と心配している。

また、青森県六ヶ所村には使用済み核燃料を受け入れる巨大プールがあるが、それはすでに満杯状態。「いま日本人全体に脅威となっているのは、再処理の化学処理で取り出される高レベル放射性廃棄物が液体であるため、これの管理に失敗すると、原子炉の大事故を上回る大災害になるという危険性である」と広瀬氏は警告。「全国から放射性物質を集めた再処理工場が爆発すれば、原子炉を100基まとめて爆発させたと同じような、想像を絶する結果になる」というのだ。うう。考えたくない。

崩壊熱を出し続ける放射性廃液は、本当に厄介。なんで処理方法も決まってないのに、人間はこんなものをつくりつづけているんだろう。

経済学者の池田信夫氏は、「核のゴミ問題は解決できる」として、「再処理なんかしないで、放射性廃棄物をドラム缶に入れて日本海溝の底1万mに投棄すればいいのだ。しばらくするとプレートの中にもぐりこんで危険はなくなる。海洋投棄はロンドン条約で禁止されているので法的には不可能だが、これには政府内でも異論があり、条約を脱退すれば投棄できる。もう一つの解決策は、モンゴルなど途上国に核のゴミを「輸出」することだ。世界には人の立ち入らない砂漠や山地はいくらでもあり、有害な産業廃棄物も放射性物質だけではない」としているが、そういう解決策しかないのか…と思うと、また暗澹たる気持ちになる。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51710655.html

やっぱり、原発に代わるエネルギーを早くつくらないと!

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5月28日(土) 原子炉時限爆弾(広瀬隆・著) ロゼッタストーン日記/BIGLOBEウェブリブログ
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