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zoom RSS 11月12日(木) ここが変だよ「少額訴訟」

<<   作成日時 : 2015/11/12 23:30   >>

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前回書いた「少額訴訟」。結局異議申し立てはなかったので、強制執行に踏み切ることにした。

簡易裁判所に「少額訴訟債権執行」のやり方を教えてもらった。それによると、差し押さえの対象は主に4つ。

a) 預貯金債権
b) 給料債権
c) 賃料債権
d) 敷金(保証金)返還請求権

私が訴えた相手は、生活保護を受給しているのだが、生活保護費は相手の最低限の暮らしを守るためのものなので、差し押さえることができない。
本は読みたければ図書館に行くこともできるのに、数々の出版社へ、おそらくは転売目的で高額な本の注文、不払いを続けている相手であっても、そこは法律で決まっているので仕方がない。

預貯金については、銀行名支店名までの特定が必要。空振り覚悟で何件確認してもよいが、1件増えるごとに、1195円の手数料がかかる。(少額訴訟債権執行の申し立ての基本費用は、収入印紙4000円と郵便切手5330円)

さらにあらかじめ、「この支店に何円」と金額を決めて請求しなければならない。

つまり、相手がみずほ銀行A支店に預金が20万円ぐらいあったとしても、

こちらが

みずほ A支店 2000円

三菱東京UFJ B支店 2000円

三井住友 C支店 2000円

千葉銀行 D支店 2000円



などと請求していたら、みずほ銀行からは2000円しか戻ってこない仕組み。もちろん、すべてが空振りになる可能性もある。

銀行では支店に関係なくその人物の預金がいくらあるかすぐに特定できるのだから、たとえば差し押さえる金額が2万円だとしたら、2万円以上あるかないか、銀行ごとに返事をもらえる仕組みにできないものだろうか。支店を特定させる意味がわからない。

この仕組みは、お金を払えない弱者をお金を取り立てようとする強者から守ろうとしているのかもしれないけど、悪質なケースであっても取立てを困難にしてしまう。何のための裁判なんだろうと思ったりもする。

不払い金額7858円に対して、裁判諸費用はすでに5000円以上かかっている。生活保護を受けているということは預貯金がまったくない可能性もあるし、相手の預貯金先を特定するのは大変。預貯金の差し押さえは現実的ではない気がする。

というわけで、差し押さえが可能になるとしたら敷金。だが、相手が住み続けるかぎりは、当然敷金は返還されないし、修繕費などで目減りしたら、ほんのわずかしか残らないことも考えられる。

それでもできることはやろうと敷金の差し押さえを検討したが、相手の敷金は、生活保護費から出ていることがわかり、これも対象外だった。

残念ながら、強制執行は結局断念。まあ、いろいろ勉強にはなった。

私が争った相手は、ロゼッタとは別件で逮捕され、その後不起訴になったという噂だ。
少しは懲りて、悪いことをしなくなるとよいのだけど。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
成り行きを興味を持って拝見してましたが、空振りに終わりましたか。残念。

トラブルが生じると、その解決には割に合わない時間・労力・費用がかかりますね。よって極力トラブルが生じないように備えておくことが大事と思います。「防衛」です。

直販での支払い方法から後払いを無くすという選択はないのですか? 今はクレジットカードのシステムを利用したデビットやプリペイド(ネット専用タイプも)も普及してきています。日本ではクレカに抵抗がある人もまだ多く、デビットも銀行口座直結なので敬遠されますが、プリペイドならそういう人にも利用しやすいはず。プリペイドはここ数年でたくさん出てきて(国内でも十数種類)使い勝手はまちまちですが、身近でチャージしやすく手数料もかからないカードもあります。

後払いを無くすことの機会損失がどの程度かわかりませんが、代わりにそういうのを分かりやすく紹介・案内するページを設けることで補えませんか? プリペイドを知らなかった人がその場ですぐに本を購入できるようにはなりませんが、啓蒙することは先に繋がります。そちらに数%の決済手数料はかかってしまいますけどね。

自分はクレカは日常的に(1回払い限定で)使っていますが、必要に備えてプリペイドはNEO MONEYカードを作っています。オーソリ分も即時引き落とされる(後から返金される)とか、利用場面が少し限られるなど、クレカとは多少使い勝手が異なり、安全性もこっちが上とも言い切れませんが、ネット時代には使いこなせた方が便利なのは間違いありません。

なお、逆の立場に立つと銀行振込が危ないです。ネットショップの詐欺サイトの多くが先払いの銀行振込オンリーです。詐欺サイトでなくても、支払いから発送までの間に倒産した場合、大抵は返ってきません。自分は被害には合ってませんが、過去に何度か話題にもなりました。
H2
2015/11/14 07:36
お返事が遅くなってすみません。出版業界も、しだいに前払いの方向に移行しつつあるようです。弊社も3000円以上の商品に関しては前払いをお願いするようにしました。本当に「防衛」が大事ですね。
ロゼッタ
2015/12/30 14:38

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